rectangleパッケージにおいて、ユーザーによる編集を想定している設定ファイルをまとめる。
主要な設定ファイルは以下のとおり。
ファイル | 内容 | 種類 |
---|---|---|
linkdir/ | 入出力ファイルのディレクトリ | マシン環境 |
setting/macros.make | MXEツールのコンパイル設定 | マシン環境 |
exp/config_files/configure.in | MRI.COMのコンパイル設定 | 実験設定 (マシン環境) |
exp/run/run.sh | MRI.COMの実行シェル・スクリプト | マシン環境 |
exp/run/namelist/ | MRI.COM用namelistファイルのテンプレート | 実験設定 |
exp/run/run.conf | 実行設定 | 実験設定、ラン設定 |
exp/run/NAMELIST…. | MRI.COM入力namelist(上記テンプレートから作成) | ラン設定 |
exp/run/NAMELIST_SCUP | SCUP入力namelist(change_option.shで作成) | 実験設定(ネスト実験のみ) |
ここで「種類」は以下を示す。
種類 | 内容 | git管理方針 |
---|---|---|
マシン環境 | パッケージの始めの展開時に設定するもの。一度作れば良い。 | しない |
実験設定 | MRI.COM実験の基本設定。change_option.shで変更される。 | する(NAMELIST_SCUPはしない) |
ラン設定 | 時間ステップ間隔や積分期間など、ラン毎の設定。 | しない |
上記リストのファイルのうち太字で示したものが、パッケージによってgit管理されている。 ローカル環境に合わせた変更を維持したい場合は、変更をcommitしたローカル・ブランチにorigin/masterの更新をマージしていく。