MRI.COM リリース・ノート
MRI.COMでは2つのバージョンが開発されています。
更新の詳細はMRI.COMソースコード内のChangeLogを参照してください。
4.5.14以降のリリースノートは GitHub ページ (登録者のみ閲覧可能)に移行しました。
ver.4.5.13 (2019/04/05)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正
ver.4.5.12 (2019/03/04)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正
sigma-t 基準による混合層深度モニターのバグを修正
Cray Fortran の高速化オプションに対応
pointer 仮引数の intent 属性付与を F2003 オプション時のみに修正
ver.4.5.11 (2018/11/09)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正
ver.4.5.10 (2018/10/05)
新機能
変更
その他の修正
不定値参照の修正
緯度経度指定の時系列モニタの修正
リファクタリング
安定版の修正
ver.4.5.09 (2018/09/04)
新機能
変更
その他の修正
不定値参照の修正
時間差分の変更に向けたリファクタリング、準備
安定版の修正
ver.4.5.08 (2018/08/06)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.4.08)
ver.4.5.07 (2018/07/24)
新機能
パッシヴ・トレーサーの時間発展においてleap frogの偶数時をスキップするオプションが追加されました
SOM のリスタート I/O が MPI-IO に対応しました
NetCDF 形式での倍精度出力が可能になりました
以下のモニターが追加されました
SOM フラックスリミッターの発生頻度
ポテンシャル密度
Spiciness
変更
SOMリスタートファイルに新しい命名法が追加されました
nml_restart(ver.4.5.06 で導入), nml_history において、一部のパッシヴ・トレーサーの名前が一貫性を持つように変更されました
Dissolved Inorganic Carbon → DIC
Alkalinity → Total Alkalinity
Particle Organic Nutrient → PON
Dissolved Organic Nutrient → DON
Fe → Iron
従来の名前も ver.4.6 までは維持されます
nml_restart の “Global Mean Density and Pressure” が必須になりました (旧namelist形式ではnmlrs_density)
ヒストリー出力を指定する旧形式 namelist が一部削除されました
その他の修正
デバッグ用の内部サブルーチンの追加
リファクタリング
安定版の修正 (ver.4.4.07)
ver.4.5.06 (2018/06/06)
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.4.06)
ver.4.5.05 (2018/05/07)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.4.05)
ver.4.5.04 (2018/04/09)
新機能
海面流速ベクトルを海面境界条件データとして読み込む機能が追加されました
ヒストリー出力に機能を追加しました
特定の期間だけ出力する
地点時系列モニタを追加する
オプション STABLERUN 時の海面塩分リストア設定を namelist で変更できるようになりました
tide killerフィルター出力に対して時間平均をかけられるようになりました
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.4.04)
ver.4.5.03 (2018/03/07)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.4.03)
ver.4.5.02 (2018/01/18)
新機能
オフライントレーサーモデルとして使用する場合に、 passive tracer を予報せずデータを読み込むオプション NOTRACERPREDICT を加えました
TIDEオプション時、tide killerフィルターをかけた水温・塩分を出力できるようになりました
PPMスキーム+双方向ネスティングの場合に通信節約オプションが可能になりました
変更
PPMスキームのアルゴリズムを GFDL-MOM に倣って変更
PPMスキームのリミッターを Zalesak (1979) から Lin et al. (1994) に変更
PGI コンパイラ利用時の標準オプションに -Kieee を追加する
その他の修正
順圧モードの計算を高速化
海氷スキームのアルゴリズムの修正
PPMスキーム等のバグ修正
安定版の修正 (ver.4.4.02)
ver.4.5.01 (2017/11/28)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.4.01)
海氷強度Pの式について元論文の誤植を修正
東端と北端の不要なデータ埋めの削除
海面応力のリミッターオプションのバグの修正
CMIP6-SIMIP の出力仕様変更への対応
ver.4.4.00 (2017/10/18)
新機能
変更
その他の修正
プログラム中の異常終了時処理の対応
MPI-IOのエラー処理
未定義値参照を引き起こしうるコードの修正
ムダな操作の削除、リファクタリング
安定版の修正 (ver.4.2.09)
ver.4.3.08 (2017/09/15)
新機能
abiotic 14C の計算が可能になりました
双方向ネスティング時の通信量を削減するオプションを加えました
安定実行のため海面運動量フラックスに対してlimitterをつけられるようになりました
異常終了時の状況を倍精度に加えて単精度でも出力するようにしました
結果がMPI分割によらないように設定を一括で変更するオプションを加えました
モニターに以下の機能を加えました
ポテンシャル密度の時間変化項
鉛直平均オプション
3次元マスクを用いた領域積分・平均
密度座標系におけるトレーサー時間変化項
変更
大気海洋結合モデルでも海面水温のリストア指定が有効になるように変更しました
OMIPのbiogeochemical 関係の出力を解説書に合わせて変更しました
abiotic carbon の計算を CMIP 仕様に変更しました
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.2.08)
不定値参照が起こりうる部分の修正
intent 属性の指定ミスの修正
ヒストリー出力の「per_area」オプションの修正
OFLTALL でない OFLT モデルで流速場等の更新がなされないバグの修正
密度座標での総水平体積輸送を単独でモニターできないバグの修正
ver.4.3.07 (2017/07/07)
新機能
変更
その他の修正
デバッグモードの拡充
Makefile の依存関係の修正
高速化のためのリファクタリング
安定版の修正 (ver.4.2.07)
ver.4.3.06 (2017/06/08)
新機能
変更
デフォルトのマシン設定を変更しました
高速化のためx方向のSOMコードに対しSIMD化がかかるように変更
frazil ice 生成に伴う温位時間変化項・海面熱フラックスモニターの仕様の変更
オフライン・ネスティング親モデル境界出力の陸グリッドの値を変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.2.06)
地球シミュレーター実行時のバグ修正
不定値参照のバグ修正
gfortran でコンパイルできないバグの修正
ver.4.3.05 (2017/04/10)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.2.05)
ver.4.3.04 (2017/03/09)
新機能
データ同化のためのインクリメント注入ルーチンを追加しました
MPDATA移流スキームがネスティングに対応しました
SCUPNEST時にMPDATA,SOM,PPMが混在可能になりました
地衡流と非地衡流成分を診断するモニターを追加しました (4.2から)
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.2.04)
淡水フラックス強制ファイルで nml_force_data の lfactor=F が効かない問題を修正
海面の地衡流の診断が間違っていた問題を修正
CGCM_FLUX+SOLARNGLEのときにsurfflux.F90で使用する変数名が誤っていた問題を修正
MPDATA時に配列の領域外参照をする問題を修正
モニタリングの組み合わせによって配列の領域外参照が生じる問題を修正
NPZDモデルで detritus の沈降で生じる不安定への対応策を追加
日立コンパイラが通らない問題を修正
ES3での実行対応
ver.4.3.03 (2017/01/18)
新機能
変更
その他の修正
SOM Morales Maqueda and Holloway (2008) method B のリミッターで undershoot が生じる場合がある問題を修正
nml_force_data の名前「AtmosphericPCO2」を「AtmosphericxCO2」に修正
等密度面拡散による水平トレーサー輸送モニターがBBLで間違っている問題を修正
cyclic かつ xsplit でない場合にコンパイルできない問題を修正
SOMとPPM以外の移流スキームを使いかつVVDIMPでない場合、BBLの計算が間違っていた問題を修正
PO4を計算していない場合、NO3からRedfield ratio で決まる値とする
ver.4.3.02 (2016/12/12)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.2.02)
大気-海洋結合モデル+海洋1wayネスティング時に、海氷上フラックス調整を間違って行っていた
双方向ネスティング+複数子モデルの場合、親へのフィードバックに一部バグ
Mellor and Yamada スキームの運動エネルギー海底境界条件を常にゼロになるように修正
OCMIPのプロトコルに従いガス交換係数を更新しました
モニター出力の変更
ver.4.3.01 (2016/11/04)
新機能
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.2.01)
ver.4.3.00 (2016/09/06)
新機能
非等方粘性のテーパリングにおいて赤道での比率を任意の値に設定できるようになりました
淡水フラックス・風応力偏差を追加的に与えられるようになりました
ネストモデルにおいて海氷熱エネルギーを保存する機能を加えました
底摩擦係数に2次元分布を使えるようになりました
モニター出力に以下の機能を加えました
2乗積分・平均、総和、単位面積あたり、単位体積あたり、海底2次元分布を出力するオプション
マスク配列を用いて領域積分・平均するオプション
1変数と1次元配列について標準出力に表示させるオプション
海底摩擦のモニタリング
運動方程式テンデンシー、乱流混合パラメタリゼーション変数、トレーサー移流の新方式namelist
海面地衡流速の診断計算
CMIP6対応(residual mean velocity)
変更
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.0.12)
ver.4.1.11 (2016/07/19)
新機能
変更
海氷モデルを使う場合は淡水フラックスオプション(WFLUX)が必須になりました
トレーサー時間変化項のモニター出力を体積重み付きに変更しました
風など外力要素のnamelist指定をnml_force_dataブロックに統一しました
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.0.11)
結果は変わらない軽微な修正です。
配列添え字の記述のミスを修正
BBL利用時に鉛直粘性による流速の時間変化項が出力できない問題を修正
MPI_Abort の引数にエラーコードを加えるように修正
nodemap のための前処理ツール mk_node_map.F90 を修正
ver.4.1.10 (2016/06/13)
新機能
変更
順圧計算スキームの設定方法を変更しました
海氷モデルのモニター出力指定方法が海洋モデルと共通になりました
BBLから内部への運動量移流に使う流速をトレーサー移流とコンシステントになるように変更しました
潮汐スキームのチューニングパラメータをnamelistで指定できるようにしました
その他の修正
stream 型でファイルを開く場合のバグを修正
ANALY がBBL なしの場合にコンパイルできない問題を修正
オプションF2003時に構造体要素の配列をpointer からallocatable に変更
海面フォーシングの時刻管理を時間逆回しに対応させました
デバッグモード時に潮汐のサブサイクル計算でも異常値チェックを行うように変更
FX-100 コンパイルの最適化メッセージをファイルに出力するようにデフォルト設定を変更
モニタリングに関する標準出力ログを簡潔にしました
安定版の修正 (ver.4.0.10)
ver.4.1.09 (2016/05/11)
新機能
変更
新形式ヒストリー出力の operator 指定を sampling と operator に分割しました
モデルグリッド南西端の位置座標の計算方法をより簡潔に変更しました
鉛直拡散係数の背景値にデフォルト値が設定されました
その他の修正
ICEオプションなしではANALYオプション時にコンパイルできない問題を修正しました
ALANY ルーチンにおいてBBLの値が適切に反映されない問題を修正しました
正味海面熱フラックスについてモニターの間違いを修正しました
オフライン・ネスティング子モデル+潮汐+global_local_cnsvオプション時に、側面の海面高度の更新が不十分だった問題を修正しました
デバッグ用ルーチン grid_util_print_target_index の拡張
margin.F90 のリファクタリング
1ファイルに複数変数を出力できるようにヒストリー出力モジュールを拡張
安定版の修正 (ver.4.0.09)
ヒストリー出力の名前指定で大文字Zが小文字に変換されない問題を修正しました
東西分割なし・周期境界条件の場合にX点定義変数の袖領域が正しく埋められない問題を修正しました
SPHERICALかつ可変格子のときにMPI分割によって結果が意図せず変わる問題を修正しました
ver.4.1.08 (2016/04/06)
新機能
変更
双方向ネスティングにおける海氷の処理を変更しました
移流項では、モデル領域から出ていくフラックスを優先的に使う
親子の側面境界で海氷温度に異常値を検出した場合に、海氷上面と下面の平均温度で置き換える
双方向ネスティングとICEを併用していた場合、結果が変わります
MPI2 指定時にリスタート入出力もMPI-IOを利用するように変更しました
MPI-IOでファイル入出力時にエラーがあった場合に止まるように変更しました
その他の修正
多重ネスティング時にSOM移流スキームの変数交換にあった間違いを修正しました
デバッグモード時にはオフライン・ネスティングとトレーサーナッジングの後に異常値チェックするように変更しました
フォーシングの時刻指定に関してREADMEをより正確にしました
サービスルーチンの拡張 (ogmpi.F90, ogfile.F90, namelist.F90)
ver.4.1.07 (2016/03/07)
新機能
その他の修正
安定版の修正 (ver.4.0.07)
海底熱フラックス供給深度を修正しました
4.0 の Makefile.in に間違いがありコンパイルに失敗する問題を修正しました
オフライン・ネスティング子モデル時に global_local_cnsv_ssh が使えない問題を修正しました
オフライン・ネスティング子モデルで海氷データの一部の取得に失敗する問題を修正しました
オフライン・ネスティング子モデルで側面境界値を入れるときに、陸グリッドも変えてしまっていた問題を修正しました
ネスティング子モデルの南端格子のrarの計算(topo.F90)の配列インデックスの間違いを修正しました
ver.4.1.06 (2016/02/04)
新機能
オプションMPI2時にMPI-IO出力が使用されます
相対風速を求める際の海流の寄与率をnamelistで指定できるようになりました
デバッグモードでは順圧計算の各ステップで異常値チェックを行うようになりました
変更
順圧計算の時間フィルターにShchepetkin and McWilliams (2005)をデフォルトで用いるように変更しました
SOM移流スキームをオンライン・ネスティングで使用する場合、トレーサー保存されるようになりました
モデル安定性のために海氷密接度の下限値を大きくしました
風応力のヒストリー出力を新形式で指定できるようになりました
その他の修正
ヒストリーのkfirst/klast 指定と1ファイル複数レコード出力を併用した場合の問題を修正しました
NETCDF関連オプション使用時のみ netcdf.F90 をコンパイルするように変更しました
som_adv.F90 の advec_x でモーメントの格子間移動量の計算と加算のdo-loopを分離しました
ice_mpdata.F90 でネスティングに係るフラックス調整部分を別サブルーチンにしました
ver.4.1.05 (2016/01/05)
新機能
その他の修正
ver.4.1.04 (2015/12/08)
新機能
その他の修正
1-wayネスティング+海氷+デバッグモードで未割り付けの配列を参照するバグを修正しました
整数Formatの桁数が省略されているとgfortranでコンパイルできないバグを修正しました
PGIFortranでMPI2の場合にコンパイルできない問題を修正しました
別リポジトリで管理するためdocs/ にあるマニュアルを削除しました
システムのendianを判定するサブルーチンを作成しました
安定版の修正 (ver.4.0.04)
ver.4.1.03 (2015/11/13)
新機能
海氷モデルの双方向ネスティングが可能になりました
新方式のヒストリー出力を拡充しました
変更
その他の修正
未定義値に関連するいくつかのバグを修正しました
以下のリファクタリングを行いました
海氷モデル
ネスティングの体積・トレーサーモニター
安定版の修正 (ver.4.0.03)
ver.4.1.02 (2015/09/07)
新機能
安定版の修正 (ver.4.0.02)
nodemap 利用時に体積・トレーサー保存の双方向ネスティング計算が破綻する不具合の修正
l_hvisc_add_harmonic=.true.の場合に計算が破綻するバグを修正
ipcoef.F90 + ネスティングにおける IO エラー判定用iiosの初期化漏れを修正
MRI-ESM で海洋モデルが動作しない不具合の修正
ver.4.1.01 (2015/08/06)
新機能
安定版の修正 (ver.4.0.01)
ver.4.1.00 (2015/07/03)
新機能
cyclic 条件を持つモデルをネスティングの子モデルとして使うことが可能になりました
オンライン・ネスティング使用時にも閏年ありのランが可能になりました
l_sss_rst_cnsv 使用時(海面塩分リストア時に塩分を保存させる)において、MPI変更時にも結果を一致させるオプションを追加しました
変更
その他の修正
ver.3.3.26 (2015/06/12)
新機能
地熱の導入が可能になりました
ヒストリー出力の領域指定が可能になりました
大気の物性に関して複数の経験式が用意されました
変更
塩分が0近傍でも動作するように状態方程式を調整しました
Large and Yeager のバルク係数に上限値を設けるように変更しました
順圧モデルのネスティング部分を軽くするように通信の処理を変更しました
その他の修正
nodemap (MPI分割で陸領域除外)を使った場合にモデルの結果が異なる問題を修正
ipcoef.F90におけるプリプロセッサ命令のバグ修正
潮汐スキームにおいてダンピング係数の読み込みのバグ修正
潮汐スキームで nodemap が使えるように修正
ver.3.3.25 (2015/05/01)
新機能
変更
その他の修正
オプションSIDYNなしで海氷モデルをコンパイルできない問題を修正
オプションNETCDF未使用時にコンパイルできない問題を修正
namelist.F90 でパラメータ値の表示に加えてMPI分配も行うように変更
ver.3.3.24 (2015/04/07)
新機能
変更
その他の修正
FX100でオフライン・ネスティング使用時にMPI並列数によって結果が変わる問題を修正
オンライン・ネスティングとcnsv_sshを併用すると、MPIによって結果が変わる問題を修正
set_wind_reduction_factor の標準出力をルートノードのみに制限する
NAMELIST_SCUP をチェックするプログラムがコンパイルできない/意図通りに分岐されていない問題を修正
nodemap.d を作るプログラムのバグ修正
nodemap.d を使った場合にモデルが落ちる場合がある問題を修正
メモリ節約のためvmnointpolで全体の二次元ごとに読み込むように変更
ver.3.3.23 (2015/03/09)
新機能
変更
その他の修正
オンラインネスティングで潮汐が動かなかった問題を修正
傾圧ステップ毎の順圧流量送信(surface_nest__send_side_bcli_uv)における送信変数の間違えを修正
オンライン・ネスティング時に、NAMELIST_SCUPの指定が不十分な場合は停止するように変更
オフライン・ネスティングの子モデルで海氷用の境界値ファイルを閉じていなかったのを修正
ver.3.3.22 (2015/02/09)
新機能
オンライン・ネスティングに新しいオプションを追加しました
子⇒親の拡散フラックス渡し
トレーサー格子側面を境界とした子モデルの駆動
海氷とGLSスキームを使用時にもオフライン・ネスティングが可能になりました
東大Oakbridge-FXでのコンパイルに対応しました
変更
その他の修正
ver.3.3.21 (2014/12/02)
新機能
その他の修正
ver.3.3.20 (2014/11/13)
新機能
free slip およびpartial slip 条件が可能になりました
閏年判定をnamelistで指定できるようになりました
海面外力の入力を1ファイル1要素で行うことが可能になりました
変更
その他の修正
ogfile_open, close で257文字以上のパスが考慮されていない問題を修正
FX10 におけるコンパイルを可能にする/MPI数によらず計算結果を一致させる
移流スキーム upc に配列領域外参照がある問題を修正
surfflux__oceanflux (surfflux.F90) における履歴出力の呼び出し(history__write_history)で実行時に落ちる場合がある問題を修正
FUJITSU FX10用のコンパイラ指示行を加える
PPM の高速化
トレーサーの符号チェック、全領域積分量モニターをつける
安定版の修正 (ver.3.2.20)
ver.3.3.19 (2014/10/02)
更新内容
ver.3.3.18 (2014/09/01)
MRI.COM ver. 3.3が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
内部の変更
src/machines/ (ビルド設定) に説明を加える
JAMSTEC ICEXシステム向け環境設定の追加
ogmpi__sum の拡張および ogmpi__max の作成
nstep_matsuno_interval を返すfunctionを用意する
ver.3.2.17, 3.3.17 (2014/08/06)
MRI.COM ver. 3.2, 3.3が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
[3.2, 3.3共通]
バグ修正
[3.3のみ]
バグ修正
FSVISCオプションで水平粘性の鉛直積分が行われていない
TRIPOLAR またはJOT格子においてl_sss_rst_cnsv=.true.の時に塩分リストア項の全球積分値が完全にゼロとなるようにする
パッシブトレーサの緩和条件の配列の添え字に間違いがある。
CALPP 時の層毎・領域全体の平均密度計算の MPI プロセス数依存を解消する
CALPP オプションが正常に機能しない
NEMUROがコンパイルできない
機能
その他
diagnosis__integ_3d (diagnosis.F90) の桁落ち誤差を低減する
積分タイムステップ管理変数を nstep に一本化する
calendar.F90 が他モジュールに依存しないようにする
Matsunoループ・カウンタ、診断ステップ間隔の情報をcalendar.F90から適切なモジュールに移す
dtやmatsuno状態変数の保持を calendar から time へ移す
ver.3.2.16, 3.3.16 (2014/07/03)
MRI.COM ver. 3.2, 3.3が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
[3.2, 3.3共通]
バグ修正
[3.3のみ]
バグ修正
ppm_adv.F90 の zstar への移行が完全ではない等
ZSTAR オプションにおける深度アノマリの計算ミス
cbnNPZD のzstar 対応が完全でない件
モデルの海水+海氷体積をモニターする部分(total_vol_sigma (oghist2.F90)) のZSTAR向け修正が欠落
topo_vary.F90 に配列定義外参照がある
機能
オフライン・ネスティングとオンライン・ネスティングを同時に使用できるようにする
オフライン・ネスティング子モデルでパッシヴ・トレーサーを独自に流せるようにする
海面淡水フラックスに対する z* 座標系における扱いの適用
z* 座標系の乱流混合モデルへの適用(仕様変更)
z* 座標系のBBLスキームへの適用
solarangle.F90 における入射短波の減衰率計算に zstar 座標用のものを加える
Leap-frog スキームを解く際、海面淡水フラックスに伴う、熱・海水の出入りを前半・後半部分のものでシリアルに加算する(仕様変更)
水平フラックスを計算に乗じる断面積、鉛直粘性/拡散計算に使用する層厚の見直し(仕様変更)
その他
ver.3.3.15 のリリース (2014/06/02)
MRI.COM ver. 3.3 が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
ssh異常値による終了の際に、標準出力が全てファイルに書き出されるようにする
l_global_local_cnsv_ssh = .true. の時、拡散フラックスのリスタートを読み込まなくても計算を開始できるようにする
bottom friction の係数をnamelist 指定できるようにする。
標準出力 write(*,)と print *, をwrite(6,)に統一する
東大FX10用の設定ファイル作成
体積・層厚関連で重複している変数を一本化する
体積・層厚関連の旧変数を削除する
isopycnal 関係のzstar対応
cbnbio 関係のzstar 対応
オフライン関係のzstar 対応
ptrc のzstar 対応
nonhydro および upc, utzq, quick の移流スキームのzstar 対応
バグ修正: MLONLY オプションでコンパイル/実行ができない
バグ修正: vvdimp.F90 体積変数のtypo
バグ修正: offline nesting の親モデルがsr16000でコンパイルできない
バグ修正: margin__lpmax_[2,3]d における処理を同じにする
ver.3.2.14, 3.3.14 のリリース (2014/05/02)
MRI.COM ver. 3.2, 3.3 が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
[共通]
[3.3]
オフライントレーサーの計算でもglobalおよびlocalなトレーサーの保存を保証することができるようにする。
運動方程式における付加的水平粘性項のモニターを追加
オフライン・ネスティングの子モデル時に2次元分割を可能にする
オフライン・ネスティング・モジュール(src/sub/)のリファクタリング
オフライン・ネスティングの入力インターフェースの変更
オフライン・ネスティングの境界データを各パッケージごとに分ける
バグ修正:Smagorinsky 粘性係数への下限値の設定が正しく行われていない
ver.3.3.13のリリース (2014/03/12)
MRI.COM ver. 3.3 が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
モニター、診断ルーチンの追加
margin.F90 の Y方向通信のバグ修正
海面高度の最高・最低値の初期設定を修正
背景鉛直拡散係数としてゼロを指定可能に
鉛直座標zstarをメインフレームに導入する
リスタートファイルのGrADs可視化ツール
モニター、リスタートファイルの海陸マスクやのりしろ処理をスキップ可能に
iomodule.F90 の機能を明確に
margin.F90 への機能追加
海氷初期処理標準出力修正
水平一様成層を初期値とするための条件緩和
3次元流速場の更新をsurface_ctl.F90 からclinic_ctl.F90に移動
複数領域ネスティングの不具合解消
ネスト子モデル→親モデルの置換におけるバグ修正
Smagorinsky粘性における背景値設定を可能に
2次元分布する調和型粘性係数を追加可能に
大気との結合ランで受け取る海面境界条件データを追加
大気から海面気圧の陸上値も受け取る
surffluxにおける海面緩和処理の整理
ver.3.3.12のリリース (2014/02/06)
MRI.COM ver. 3.3 が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
コンパイルオプション NESTONLINE, FEEDBACK 廃止
オフライン・ネスティングのモジュール再構成
オフライン・ネスティング親モデルの2次元分割を可能に
リファクタリング:parent/ に構造体を導入し共通ルーチンをまとめる
ver.3.2.11, 3.3.11のリリース (2014/01/08)
MRI.COM ver. 3.[23]が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
[共通]
[3.3]
海氷厚さカテゴリの数をconfigure.inで指定
cgcm_scup ディレクトリを vpath でサーチ
サブルーチン名の短縮
Intel Fortran コンパイラー(ifort)を使用可能に
gfortran によるコンパイル&実行を可能に
1000以上のMPI並列数でも動作するように
オンライン・ネスティング動作時に1つのサブモデルが止まれば全モデルが止まるように
バグフィックス: offline nesting + SOM でコンパイルできない
ver.3.2.09, 3.3.10のリリース (2013/12/11)
MRI.COM ver. 3.[23]が更新されました。
更新には以下の内容が含まれます。
[共通]
カレンダ―のモニターのタイミング修正
最大・最小値モニターの修正
[3.3]
格子情報等の入力を分かりやすくする
気象研外部でのコンパイルのために configure を整理する
新しい海面高度計算に関するバグ修正
namelist読み込みチェックのエラーメッセージ修正
MPI分割数により結果が一致しない場合の警告表示
トレーサの初期設定、緩和に関する namelist の整理・統合
namelist の名前変更(nml_*)
ディレクトリ構成の見直し
force_data.F90 周辺のバグ修正
README の修正
マニュアル第6章の改訂