MRI.COM

目次

利用上の注意

把握している不具合、バイアス等について

実験設定等に伴う不具合

観測等から推定される顕著なバイアス

海面高度の海況変動の計算方法

JPNには海面気圧による押し下げ・吸い上げと潮汐が導入されているため、モデル出力海面高度 h には、海況要因による潮位偏差 h_ocean に加えて天文潮位 h_tide 、気圧応答による h_slpa も含まれる。

h=h_tide + h_slpa + h_ocean

よって、海況変動の海面高度を推定する場合は、以下の式を用いる。

h_ocean = h - h_tide - h_slpa

h_tide:モデル内潮汐場の8分潮調和解析

モデル出力の30分毎SSHスナップショット(hst_30min-jpn/hs_snp_ssh)を用いて調和解析し、8分潮の調和定数から h_tide を計算した。

h_slpa:海面気圧偏差によるinverted barometer

Inverted barometer 応答の仮定により、-1cm/hPaを用いる。 ローカルな気圧応答 h_slp (=-P(x,y,t)) と全球平均 h_slpglb (=-P_全球平均(t)) の差で与える。

h_slpa = h_slp - h_slpglb = P_全球平均(t) - P(x,y,t)

FAQ