MRI.COM v5.0
MRI.COM v5.0 は、2021年5月にリリースされた安定版です。
時間差分スキームが Leapfrog + Matsuno から Leapfrog-Adams-Moulton (LFAM3) に変更されます。
ソースコードの取得
MRI.COM gitリポジトリでブランチ「5_0」をチェックアウトして下さい。
追加された主な機能
v4.6から以下の機能が追加されています。
その他の変更
v4.6 から v5.0 への移行
安定版 v4.6 から v5.0 へ移行する場合のメモです。
ほぼ同じ設定にした場合でも結果は変わります。
入力データファイル
namelist
主な変更です。変更する場合は docs/README_Namelist.md を参照してください
デフォルトの時間差分スキームを leap frog + Matsuno から LFAM3 へ変更
海氷モデル: nmlrs_* から nml_restart へ指定方法を変更
NPZDモデル: nml_bioNPZD の shwv_intv_sec, shwv_data_intv_sec, l_shwv_time_average
削除された機能
コンパイル・オプション必須化:ZSTAR, BULKITER
オプション削除: EXACTRHO, NETCDF4CLASSIC, BULKKONDO2、BULKNCAR2004
nmlrs_*
l_global_local_cnsv_ssh = .false.
l_calc_tracer_before_velocity
機能削除の予定
次期安定版(v5.2)で削除される予定の機能です。